Laboratory for Cyber Resilience, NAIST
About
サイバーレジリエンス構成学研究室は2017年1月に門林教授により設立されました。本研究室の前身は山口英教授によるインターネット工学研究室です。すぐる先生のスピリットを引き継いでインターネット工学研究室の略称であった IPLab を本研究室の略称としても使い続けています。設立当初は情報科学研究科に所属していましたが、2018年4月の改組により先端科学技術研究科 情報科学領域に所属が変わりました。
IPLab はサイバースペースおよびそれを構成するインターネットを高度化し、レジリエンス(靭性、柔軟性、効率性など)を向上させていくための実証的な技術開発と、社会に対する積極的な技術移転を目指す教育・研究を行います。そのためにIPLabでは主にセキュリティ、インターネット、ソサイエティの3つの観点から研究に取り組んでいます。「セキュリティ」では、セキュリティ標準化や、マルウェア対策、フィッシング対策、フォレンジック、IoT、Security by designなど、「インターネット」では、DDoS、IPv6移行技術、ソフトウェアネットワーク(SDNやNFVなど)、無線ネットワーク(WLANやLPWA)、IoTなど、「ソサイエティ」では、セキュリティ情報共有、サイバーセキュリティ教育、UAV(ドローン等)などが近年の研究キーワードです。ただし、これらのキーワードは一例にすぎません。我々はあらゆる技術分野を研究対象としています。また、教育活動では、国際的なセキュリティコミュニティ形成のための国際会議や、研究室内での最新技術勉強会を企画しています。また、ハードニングやIT-keys、enPiT-Securityなどのプロジェクトに参画し、学生をはじめ社会人へのセキュリティ教育に貢献しています。
IPLab での博士前期課程(修士)や博士後期課程に興味がある方は学生募集のページをご覧ください。IPLab では学生に沢山のチャンスを提供します。国内からの短期・長期のインターンも受け入れできますので、お気軽に連絡してください。
What's New?
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2024年2月11日
: Abraham Olufemi Abiodunさんが2023 博士キャリアメッセKYOTOにおいて島津製作所賞 SHIMADZU CORPORATION Awardを受賞
本研究室の博士後期課程3年のbraham Olufemi Abiodunさんが2023 博士キャリアメッセKYOTOにおいて島津製作所賞 SHIMADZU CORPORATION Awardを受賞しました。 詳細は以下のリンクにございます。 2023 博士キャリアメッセKYOTOにおいて、Abraham Olufemi Abiodunさん(博士後期課程3年)、Yohanssen Pratamaさん(同3年)、Golbabaei Babakさん(同2年)、立花 巧樹さん(同2年)が、それぞれ企業賞を受賞しました。
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2023年11月11日
: 本研究室の学生がMWS Cup 2023において、静的解析部門で1位、DFIR部門で2位という優秀な成績を収めました
本研究室の修士2年の荒木と、修士1年の大岡、滝上、山田から成るチーム(卍脳筋鹿煎餅卍NEONEO)がMWS Cup 2023において静的解析部門で1位を、DFIR部門で2位という優秀な成績を収めました。
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2022年10月9日
: 「ハードニング競技会」が2022年度グッドデザイン賞を受賞しました
Hardening Projectが主催する「ハードニング競技会」が、「2022年度グッドデザイン賞(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)」を受賞しました。Hardening Projectは門林先生が実行委員長を務めております。
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2019年3月24日
: 新しいウェブサイトを公開しました。
ラボでの生活 (ブログ)
バーチャルオープンキャンパス2021
2021年バーチャルオープンキャンパス: サイバーレジリエンス構成学研究室(IPLab)へようこそ! サイバーレジリエンス構成学研究室(IPLab)はネットワークやセキュリティを強みとして、サイバー …
Read moreバーチャルオープンキャンパス2020
2020年バーチャルオープンキャンパス: サイバーレジリエンス構成学研究室(IPLab)へようこそ! サイバーレジリエンス構成学研究室(IPLab)はネットワークやセキュリティを強みとして、サイバー …
Read moreWinner Award of CDMC2019
弊研究室所属の河合がCDMC2019で優勝し, 2019年12月14日にオーストラリアのシドニーで開催された国際会議ICONIP2019にて, CDMC2019最優秀賞を受賞しました.
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